今回は、英語の勉強で挫折しない方法・手順をお伝えします。
多くの人が英語の勉強でつまづくのは、下記の3パターン。
- 学習順序
- 教材選び
- 目的意識
それぞれ詳しく説明していきます。
学習順序
何事も学ぶには順序が必要です。
英語の場合、一般的には下記の順序で学ぶのが良いとされています。
①読む
↓
②聞く
↓
③書く
↓
④話す
上記の順番が良いとされる理由を解説していきます。
まず最初に「読む」ことが推奨される理由は、英語の仕組み(構造・文法)の理解なくして、自分の気持ちを相手に伝えることができないからです。
「読む」をより詳しくいうと、「文法→長文」の順で学んだ方が効率的です。
基礎から徐々に分量を増やしていきましょう。
長文は自分の好きな分野を読むのがオススメです。
次に来るのが「聞く」。
一般的に、人は聞き取れない言葉は発音できないと言われています。
よって、正しい聞き方ができなければ、その後が続きません。
まずは発音の仕組を理解することから始めましょう。
「読む」「聞く」がある程度上達したら、次は「書く」。
英語でどう伝えるか、アウトプットの能力を高めましょう。
最後に来るのが「話す」。
上記の手順で能力をつけたら、あとは話して実践力をつけるのみです。
この順序を間違えるとモチベーション低下に繋がります。
特に初心者の場合、いきなり「書こう」「話そう」として、全くできなくて英語が嫌いになるケースも。
そうならないためにも、順序を守って基礎固めから徐々にステップアップしていきましょう。
教材選び
英語で挫折する人が陥りやすい点が教材選び。
ここでは教材の内容というよりも、形式的なことについてお伝えしていきます。
他の勉強方法にも共通することですが、教材はまずは(特に初期段階)一冊を徹底的にやりこむことが大切です。
要は、何度も何度も復習して頭の中に基礎を刷り込ませることが重要なんです。
よく聞くのが、分厚い教材を買って途中で投げ出すパターン。
分厚い教材だと、やってもやっても進まないため、先が見えずにストレスを抱えてしまう場合があります。
本のレベルが難しければ尚更。
よって、初期段階では、何度も復習できるような薄い教材がオススメです。
一冊一冊マスターすれば、その文、達成感を味わうことができます。
その達成感は自信につながります。
目的意識
最後にお伝えするのが目的意識。
皆さんは、何のために英語を勉強していますか?
人によっては、海外赴任、昇進、年収アップ、資格、受験など目的は様々でしょう。
ここで大切なのは、最終的な目標です。
英語を話せることによって、どのような自分になれるか、どのような生活が待っているかなどです。
いわば、明確に将来像をイメージできるかどうか。
そのイメージ力は、モチベーションに直結します。
個人的には、このモチベーションは英語を勉強する上で、とても大切な要素だと思います。
できれば、資格など短期的なものではなく、もっと長期的なスパンで思い描いた方が良いでしょう。
理由は自身の体験談から。
高校時代、多くの人が受験のために英語を猛勉強していました。
しかし、大学合格とともにほとんどの人が英語の勉強をあっさりやめました。
この場合、英語を勉強する目的は、話せるようになることではなく、大学入学の1ツールに過ぎなかったのです。
大学でも、英語の授業は最低限あるものの、受験勉強に比べたらその量は圧倒的に少ないもの。
その結果、せっかく学んだ英語力が劣化した人が周りにはたくさんいました。
これでは一生懸命、英語を学んだ意味がありません。
あくまでも受験や資格は通過地点。
そこだけを目標にする勉強は上記の点からオススメできません。
ずっと追い続けられる目標、そしてずっと続くモチベーションが英語の勉強には大切だと思います。
以上、英語の勉強で挫折しない方法でした。
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