昨年末に起こった、映画さながらの日産前会長ゴーンの逃亡劇。
ゴーンは楽器箱の中に入り、日本からレバノンへ出国したとされています。
1月8日にレバノンで行われた会見で、ゴーンは自分の身の潔白を主張するとともに、日本の司法制度、留置場での待遇を避難しました。
その中でも、特に気になったのが留置場内での言葉。
ゴーンは、日本の留置場内に英語、フランス語を話せる人がいなかったと愚痴をこぼしていました。
ゴーンは、英語、フランス語、アラビア語、ポルトガル語、スペイン語を話せますが、日本語は挨拶程度しかできないと言われています。
一体、留置場内ではどうコミュニケーションを取っていたのでしょうか?
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ゴーンが刑務所でポケトーク?
日本語を話せないゴーン。
英語、フランス語を話せない看守。
となれば、必然的に会話するには何らかのツールに頼るしかありません。
ここで最近もっぱら噂になっているのが、ゴーンが刑務所内で看守とポケトークでコミュニケーションをしていたという説。
ポケトークとは、74言語に対応した小型翻訳機。
翻訳機シェア96%を誇る商品です。
これは、笑い話などではなく、現実味のある話なんです。
というのも、国際化とともに現在、日本の留置場に留置されている人の約10%は外国人だと言われています。
外国人と一言に言っても、そこにはいろんな国の人、言語の人がいます。
ただでさえ英語が苦手とされる日本人が、そんな多言語に適応できるはずがありません。
そこで外国人が多い留置所(成田国際空港警察署など)では、実際にポケトークが導入されているんです。
ポケトークが導入されてから、言葉の通じない外国人が看守に要望を伝えられるようになったとか。
この流れを踏まえると、お互いに言葉の通じないゴーンと看守がポケトークを通じて会話していたと考えるのは、当然の流れです。
8日にゴーンはレバノンで会見を開きましたが、依然としてその多くは謎に包まれたまま。
今後、まだ語られてない多くの情報が出てくることでしょう。
その中にもしかしたら、ポケトークの話も出てくるかもしれません。
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