先日、YouTubeを見ていたら、海外メディアが報じた「日本の過労」に辿り着きました。
”日本人の働きすぎ”は度々、世界で話題になります。
今回、その点を海外メディアはどう報道したのでしょうか?
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海外メディアが見た日本人の過労
こちらが今回ご紹介するCNBCの動画↓
動画自体は5分13秒と短いです(全て英語)。
「WHY DOES JAPAN WORK SO HARD?」というタイトルが、なんとも印象的。
動画の冒頭では、日本では働きすぎで死ぬ人がいると紹介されています。
今回初めて知ったのですが、「karoshi」という言葉は今や日本だけでなく海外でも使われているようです。
気になって調べたところ、「karoshi」という言葉が載っている英語辞書もあるとか。
日本人にとっては、なんとも不名誉なことです。
日本人の働き方
動画内では日本の企業文化について下記のように語られていました。
- 4分の1の企業で月80時間以上の残業がある
- 残業代が出ないこともしばしば
- サラリーマンと呼ばれる人たちは企業に対して忠誠心が強く、一つの企業へ自身の全てのキャリアを捧げる
- 仕事の後も同僚と飲み会などで交流を深める
- 63%の日本人が有給休暇を取ることに罪悪感を感じている
- 日本人は長時間働く。しかし、生産性はG7の中で最下位
時として海外メディアで報じられている自分の国の情報を見ると、客観的に捉えることができるものです。
上記の情報を見る限り、日本は働く人にとって非常に生きづらい国に思えます。
動画の最後には日本の今後についても語られていました。
2015年の日本の人口は1.27億人。
これが2065年には8800万人に減ることが予想されています。
当然、人手不足が問題になります。
日本は海外に比べ、外国人労働者が少ないことで知られています。
この人手不足問題に対し、日本は「ロボットの生産技術向上」「外国人労働者の受け入れ」どちらで補うのかという意見で締めくくられています。
一つの解決案としてロボットという発想が出るところが、また日本らしいなと思いました。
いずれにせよ、全体的に見て日本の労働文化について深く考えさせられる動画でした。