今回は「パターンで覚える英語表現」をお伝えします。
英語も日本語同様、あるパターンを覚えておけば色んなものに応用できて便利です。
頭につけると意味が変わる「dis」「de」「ex」
ここでは頭につけると単語の意味が変わってくるものを、実例を交えながら紹介していきます。
今回紹介するのは下記の3つ。
- dis
- d、de
- ex
まずは「dis」。
「dis」をつけると否定形になります。
例)
- disappear(姿を消す) ↔︎ appear(出現する)
- disable(できない) ↔︎ able(できる)
- dislike(嫌い) ↔︎ like(好き)
上記はほんの一例、「dis」を使って否定形になるものは他にもたくさんあります。
次に紹介するのが、「d」または「de」。
これらが頭にくると、「逆の意味」になります。
例)
- decrease(減少する) ↔︎ increase(増加する)
- descend(上がる) ↔︎ ascend(上がる)
「d」または「de」は、「dis」と違ってただ単に頭につければ良いというものではありません。
ちょっとした変化を伴います。
しかし、「d」「de」がきたら、何かの反対かもしれないと意識しておくだけでも大分違います。
最後にご紹介するのが「ex」。
「ex」が頭にくると、「前の」という意味なります。
例)
- ex-husband(前の夫)
- ex‐convict(前科者)
家族関係がオープンなアメリカ。
映画などを見ていると、よく今の夫が「前の夫(ex-husband)」と普通に会話するシーンが出てきます。
人の感情を表す表現(〜ed)
同じ単語でも、そのあとに「〜ed」がくるか「〜ing」がくるかで意味合いは大きく異なってきます。
「〜ed」だと、人の感情を表現。
「〜ing」だと、状況・モノの状態を表すことになります。
下記に実例を交えて解説します。
「interest(興味)」の場合
- I am interested. 興味があります。
- This book in interesting. この本は面白い。
「excite(ワクワク)」の場合
- I am excited. ワクワクしている。
- The movie is exciting. その映画は面白い。
このように「〜ed」「〜ing」の使い方一つで、単語の意味合いが変わってくるので注意しましょう。
変形パターン(動詞・名詞・形容詞・副詞)
最後に覚えておくと便利な変形パターンをお伝えします。
変形パターンとは、「動詞」「名詞」「形容詞」「副詞」のこと。
時々、イレギュラーなものがありますが、そのほとんどは変形パターンが決まっています。
下記は主な2つの例。
intend
- intend(動詞)
- intention(名詞)
- intentional(形容詞)
- intentionally(副詞)
heal
- heal(動詞)
- health(名詞)
- healthy(形容詞)
- healthfully(副詞)
上記はほんの一例。
しかし、一つの変形パターンを覚えておくと他の単語にも応用できます。
今後、単語を調べる際には、このような変形パターンも意識することで一気に語彙力、可能性を増やすことができます。
以上、パターンで覚える英語表現でした。