シリーズ累計320万部を超えるTOEIC人気教材「特急シリーズ」。
多くの書店で取り扱っているので、使ってなくてもその存在を知っている方は多いことでしょう。
「特急シリーズ」は、なぜそんなにも人気なのでしょうか?
今回は「特急シリーズ」人気の秘密とオススメ教材をまとめてみました。
「特急シリーズ」人気の秘密
まずは「特急シリーズ」の基本情報から。
「特急シリーズ」とは朝日新聞出版社が発行しているTOEICテスト向けの教材。
リーディング、文法、リスニング、単語など目的別に販売されており、その種類は30冊以上にも及びます。
「特急シリーズ」が絶大な支持を得る主な理由は下記の3点。
コンパクトな本
「特急シリーズ」の特徴は本がコンパクトサイズであることです。
どれも新書サイズ。
そのため、持ち運びが便利です。
電車の中でも片手で本を読めるのはメリット。
大きなサイズの参考書を2〜3冊持ち歩くとなると結構重いものです。
「特急シリーズ」では、そのような心配は無用。
コンパクトサイズなので2〜3冊持ち歩いても荷物になりません。
小さなバッグなどに入れやすい点も大きいです。
内容が充実
「特急シリーズ」はコンパクトで持ち運びが便利なだけではありません。
内容も充実しています。
「特急シリーズ」を執筆しているのは毎回TOEICテストを受けている著名な講師陣。
そのため、「特急シリーズ」内ではどんな出題パターンが多いかの他、解答のテクニックなども詳しく解説されています。
初心者から上級者レベルまで教材が揃っているのも「特急シリーズ」が幅広い層から支持される理由です。
短時間で勉強できる
「特急シリーズ」は、短時間でも勉強できるように構成されています。
それは本のタイトル「特急」にも現れています。
もともと「特急シリーズ」は、通学や通勤などの隙間時間を使って勉強できるように作られているのです。
本がコンパクトな理由もそこにあります。
「短時間で勉強できる」「コンパクト」でありながら、解説では不正解の選択肢がなぜ間違っているかまで言及してくれます。
「特急シリーズ」は、まさに持ち運びが便利で内容も充実している教材と言えます。
テーマ別オススメ「特急」
ここからはテーマ別でオススメ「特急」を紹介していきます。
TOEICテストで苦手なパートがある方は参考にしてください。
リスニング
著者:矢島晶
「TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リスニング」では、リスニング問題の各パートを難易度別に効率よく学ぶことができます。
著者の矢島晶氏は現役サラリーマン。
読者に語りかけるような解説はわかりやすいと評判です。
TOEIC新形式になって一気に難易度が増したパート2の解説も丁寧なので初心者も安心。
様々なトレーニング法も紹介されています。
文法
著者:花田徹夜
「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」は文法が苦手な人にオススメ。
品詞・文脈などカテゴリーを表示しながら文法を解説してくれるので、問題を見たときにパッと何を問われているのか判断できるようになります。
出題パターンを網羅しているので実践力もつきます。
読解
著者:神崎正哉、TEX加藤
TOEICパート7は2016年の改定で難易度が増し、事前の対策が必要とされる箇所。
「1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急 」はその新形式にも対応しています。
著者は神崎正哉、TEX加藤のカリスマ講師2人。
丁寧な解説なので、パート7が苦手な方でも安心です。
48問の設問を2セット収録しています。
単語
著者:TEX加藤
「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」はTOEIC頻出単語を選び抜いています。
レベルでいうとスコア600〜990点向け。
初心者には少し難しいかもしれませんが、中級者・上級者にはオススメです。
本書の特徴は、単語を単体で紹介するのではなく例文を交えて紹介している点です。
センテンスで単語を覚えられるので、頭の中にスッと入ってきます。