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アメリカ国旗|星条旗の変遷|今と昔では星の数が違う?|意味・歴史

アメリカ合衆国

今回のトピックは、アメリカ合衆国の国旗「星条旗」について。

実は、星条旗のデザインは何度も変更されていることをご存知でしょうか?

今回は星条旗の意味、そして星の数の変遷についてお伝えします。

変化する星条旗

まずはアメリカ星条旗の基本情報から。

星条旗の星は、その時の州の数を表しています。

アメリカ星条旗
例えば、現在のアメリカは50州あるので星条旗の星の数は50個あります。

ちなみに現在のデザイン(星50個)は、ハワイが州に昇格した1960年からなので、60年近く同じデザインということになります。

なぜ”60年近く同じデザイン”という表記をしたかというと、アメリカの国旗は独立以降20回以上も変更されているからです。

60年近く同じ星条旗なのは、最長記録。

アメリカ国旗
こちらは1777年、アメリカ独立時に作られた最初の星条旗↑

この時の星の数は、わずか13個でした。

そう、最初、アメリカは13州しかなかったのです。

その後、徐々に州の数を増やして行き、1960年に現在の50州に到達しました。

現在のデザインに辿り着くまで、なんと27回もアメリカ国旗は変わっているのです。

星のデザインがサークル上だったのは1777年作成の1回だけ。

1795年に行われた2度目の変更以降は、基本的に現在と同じ並び方です。

そう考えると、アメリカの星条旗を初めてデザインした人ってすごいですね。

その後、そのデザインが200年以上も使われることになるのですから。

世界の国旗

尚、国旗に星があるのはアメリカだけではありません。

世界の国旗を見ると、星条旗はたくさんあります。

そして、そのほとんどの星は州や島の数を表しています。

よって、アメリカ同様、州の数が変更になれば星条旗も変更になります。

こちらはブラジルの国旗↓

ブラジル国旗
ブラジル国旗にある星も州の数を表しています。

ブラジルはアメリカに次いで星の数が多い国旗。

1992年に22個から現在の27個へと増えました。

ちなみに3番目に星の数が多いのはクック諸島の15個なのですが、この15個は州ではなく、主要な島の数になります。

星条旗まとめ

以上、星条旗の星の数の意味についてでした。

基本的な国旗のデザインは変わらずも、州が増えるごとに星の数は増えています。

興味のある方は、昔の星条旗の星の数を数えてみると良いかもしれません。

意外と根気の要る作業ですが、一度やったら星の数の意味がしっかりと記憶に残ることでしょう。

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