今回はちょっと珍しい(?)海外のタクシーであった「ぼったくり談合」のお話をします。
おそらく、多くの人には為にならない話。
しかし、こういう事例もあるんだと覚えておくと良いかもしれません。
海外タクシーでぼったくり談合
それはドイツに行った時の話。
田舎町に仕事で行き、ホテルから目的地までタクシーを呼んで向かっていました。
タクシードライバーは英語が理解でき、お互いにサッカーが好きだったことで、軽くサッカートークで盛り上がりました。
そして、その”事件”は会計時に起こりました。
(正確な額は覚えていないのですが)タクシーのメーターには20ユーロと表示されていました。
本来ならば表示額通り20ユーロを渡し降車するはず。
しかし、そのタクシードライバーはここでこう話を持ちかけてきたのです。
「25ユーロ支払ってもらうことは可能か?」
表示額と違う料金に戸惑う自分。
タクシードライバーは、すかさずこう続けてきました。
「その代わり、会社に出す領収書には30ユーロと書くから」
話をまとめるとこうなります。
本来は20ユーロの料金。
しかし、上記の案を飲み込むとタクシードライバーと私はそれぞれ5ユーロずつ儲かる計算になるのです(タクシー料金は会社持ちなので)。
自分 → 25ユーロ支払って、後で会社から30ユーロもらえる。
運転手 → 本来は20ユーロの運賃だが、25ユーロもらえる。
海外タクシーぼったくり談合の結果
結論から申しますと、その話は断りました。
瞬時にそんな話が出たもので、すごく胡散臭いと思ったためです(後々ゆっくり考えてお互いに5ユーロずつ儲かると気づく・・・)。
しかし、あの時断っといて良かったと思います。
たった5ユーロでその後、何度か思い出す度に罪悪感に苛まれるのも嫌ですからね。
以上、海外であったタクシーぼったくり談合の話でした。
ぼったくられる運命だった?
ちなみに、上記のタクシーぼったくり談合からそう遠くない時期に、今度はイギリスでイタリア人2人組に見事に騙され、10万円を盗まれてしまいました。
その詳細が気になる方はこちら↓
遅かれ早かれ、あの時期はお金の件で何らかのトラブルに遭う運命だったのかもしれません。