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アイスランドは昔、デンマーク領だった?グリーンランドとの関係

アイスランド

北欧の島国アイスランド

歌姫ビョークの他、火山、間欠泉、温泉などの大自然も有名です。

最近ではサッカーアイスランド代表がユーロ、ワールドカップに出場したりとスポーツ界でも度々、話題に上がる機会が増えてきました。

そんなアイスランドですが以前はデンマーク領だったことをご存知でしたか?

恥ずかしながら、私は最近初めて知りました。

しかも、その”以前”というのがそう遠い昔ではないのが衝撃でした。

今回は、アイスランドとデンマークの関係をお伝えします。

アイスランドはデンマーク領だった?

前述の通り、アイスランドは長い間、デンマークに支配されていました。

その歴史は非常に古く、アイスランドがデンマークの支配下になったのは14世紀から。

ちなみに、アイスランドは長い間、ノルウェー(1262年〜)デンマーク(1397年〜)の共同支配下にあったそうです。

その間、色々あったそうですが、今回その部分は割愛します。

そして、アイスランドがデンマークから独立したのは1944年のこと

1944年といえば、歴史的にそう遠くない過去です。

アイスランドは長寿国。

平均寿命は83.1歳

ということは、アイスランドにはデンマーク支配下時代に生まれた人が今も生きていることになります。

そう考えると、改めてアイスランドがデンマークから独立したのは最近の話ですね。

アイスランド【国名の由来】

ここでアイスランドの国名の由来もお伝えします。

なんとなくわかると思いますが、寒い地域のため「氷の国」という意味です。

名付け親はノルウェーからきたバイキング。

バイキングが「イス(氷)ランド(国)」と読んだのが、そのまま英語表記になりアイスランドとなったようです。

尚、このいかにも寒そうな名前が影響してか、デンマーク支配下時代、デンマークからの移民は一向に進まなかったそうです。

そのためか、アイスランドよりも更に北にあるデンマーク領の”ある土地”は万年雪に覆われているのに暖かさを彷彿とさせる名前になりました。

それはグリーンランド

雪で真っ白に覆われているのにグリーンとは無理がある?感じですね。

ちなみに、グリーンランドは現在もデンマークの自治領です。

かなり広大な土地です。

気になる方は一度、グリーンランドを地図で確認してみてください。

尚、アイスランドとグリーンランドの間にある海峡の名前はデンマーク海峡

デンマーク本土から2000km近くも離れているのにこのような名前がつけられている理由は、明らかにその歴史にあるわけです。

まとめ

以上、アイスランドとデンマークの関係についてでした。

アイスランドがつい最近までデンマーク領だったとは驚きでした。

デンマークが気になって色々と調べてみたところ、最盛期には四大陸(ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ、アジア)に領土を有していたそうです。

気になる方は、デンマークの植民地(Wikipedia)をご覧ください。