先日、映画「ドライブ・マイ・カー」を初めて見ました。
「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹の短編小説集『女のいない男たち』にある一話。
この作品はアカデミー賞国際長編映画賞を受賞するなど、海外からの評価がすこぶる良かったのが特徴。
見終わった後の感想は「なるほどな」でした(偉そうですみません!)。
独特の世界観、登場人物の話し方、カメラのアングルなど全てがまさに海外受けしそうな作品でした。
というより、初めから海外を意識して作ってたのでは?と思うくらいでした。
そして、作風と同様に気になったのが車の走行距離。
「ドライブ・マイ・カー」という作品名の通り、映画では車を運転するシーン(主人公・家福悠介の愛車サーブ900ターボを専属ドライバー・渡利みさきが運転)がたくさんあるのですが、とにかく走り過ぎ!
端的にいうと、この作品中だけで少なくともサーブ900ターボは
東京→広島→北海道→広島
というとんでもない距離を走っているのです。
おおよそですが、車がどのくらい走っていたのか調べてみました。
Contents
車の走行距離
車の走行距離の大まかな内訳がこちら↓
主人公・家福悠介は東京に住んでいる。
↓
東京〜広島
国際演劇祭へ招待され、東京から広島へ。
↓
広島〜北海道
色々あって、専属ドライバーの出身地である北海道の上十二滝村へ行くことに。
上十二滝村は架空の村。
原作が『文藝春秋』2013年12月号に掲載された時は、実在する「中頓別町」と記載されていた。
よって、今回の走行距離は中頓別町を目的地に計算。
↓
北海道〜広島
北海道から広島へ戻り、国際演劇祭へ参加。
かなり大雑把になりますが、これが「ドライブ・マイ・カー」での走行ルート↑
※ルートは勝手に想像したものです。
なんと合計の走行距離は約3,800km!
3,800kmというと、あまり運転しないという人にとっては年間走行距離以上のもの。
その距離をわずかな期間で走破!
すご過ぎ・・・。
走行距離の詳細↓
- 東京〜広島 約670km
- 広島〜北海道 約1560km ×2
※東京は新宿都庁、広島は広島駅、北海道は中頓別町をスポットに。
ちなみに、映画では津軽海峡をフェリーで渡るシーンがあったのですが、今回は津軽海峡の距離も走行距離に加算しています。
繰り返しになりますが、この数字は大雑把なもの。
ほぼ直線距離を軸にしているため、実際に行くとカーブなども含め、もっと凄い数字になるはず。
渡利みさきの出身地は北海道の北部
地図を見て気になるのが、渡利みさきの生まれ故郷の中頓別町(映画では、上十二滝村という架空の村)。
よりにもよって中頓別町は北海道の北側。
地図の赤丸部分が中頓別町↑
北海道って本当に想像以上に広いんですよね。
気になって函館〜中頓別町の直線距離を調べたところ、なんと約370kmもありました。
途中、フェリー内で仮眠をとる姿があったものの、広島〜北海道をクールな顔で運転する渡利みさきって超人ですね(フィクションですが・・・)。
まとめ
以上、映画「ドライブ・マイ・カー」での走行距離についてでした。
まとめると、東京〜広島〜北海道〜広島の走行距離は約3,800km。
本当にすごい数字ですね。
ちなみに、私は「ドライブ・マイ・カー」をAmazonプライムビデオで見ました。
Amazonプライムビデオは月額500円(初めての人は最初の30日間が無料)。
「ドライブ・マイ・カー」がいつまでプライム対象作品なのかわかりませんが、まだ見てないという人は一度チェックしてみることをお勧めします。
Amazonプライムビデオでは他にもたくさん話題作がありますので。