現在、大変な盛り上がりを見せているラグビーワールドカップ。
日本初開催となった今大会は20ヶ国が参加しています。
今回はこの20ヶ国のうち、何ヶ国が英語を公用語としているのかを調べてみました。
気になっていた方は参考にしてください。
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英語が公用語の国
下記の表はラグビーワールドカップ出場20ヶ国をプールごとに分けた表です。
英語は赤文字で表記しています。
国 | 公用語 | |
A | アイルランド | 英語、アイルランド語 |
スコットランド | 英語 | |
日本 | 日本語 | |
ロシア | ロシア語 | |
サモア | 英語、サモア語 | |
B | ニュージーランド | 英語 |
南アフリカ | 英語 | |
イタリア | イタリア語 | |
ナミビア | 英語 | |
カナダ | 英語、フランス語 | |
C | イングランド | 英語 |
フランス | フランス語 | |
アルゼンチン | スペイン語 | |
アメリカ | 英語 | |
トンガ | 英語、トンガ語 | |
D | オーストラリア | 英語 |
ウェールズ | 英語、ウェールズ語 | |
ジョージア | グルジア語 | |
フィジー | 英語、フィジー語 | |
ウルグアイ | スペイン語 |
表を見たら分かる通り、英語を公用語とする国は20ヶ国中13ヶ国もあります。
実に全体の65%。
なぜ、こんなにもラグビー強豪国には英語を公用語とする国が多いのでしょうか?
そこには歴史的な背景があります。
ラグビー発祥の国はイングランド。
世界にはイギリス連邦に加盟している国が53ヶ国もあります。
イギリス連邦とは、イギリスとその植民地であった独立の主権国家からなる国家連合のこと。
上記の表で言えば、ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、ナミビア、フィジーなどがイギリス連邦に該当します。
つまり、植民地時代にラグビーがイギリスから世界各地へと伝来したのです。
このことからラグビー強豪国と歴史は深く関係していると言えるでしょう。
英語対決
因みに予選プール40試合で英語を公用語とする国同士が対戦するのは15試合。
これは全体の約38%に当たります。
日本人の感覚からすれば、遠くに住む代表チームの人たちが自分たちと同じ言語を話しているのは不思議な感覚です。
しかし、その分、英語を公用語とする国同士の対決では、指示が相手にバレないようにするのに一苦労かもしれません。
以上、ラグビーワールドカップで英語を公用語とする国の特集でした。