今回はダメな英語教材の見分け方をお伝えします。
英語教材は一度購入したら、そのままやり続けるもの(高いものならば尚更)。
それが良い教材であれば問題ないのですが、悪い教材の場合は「時間とお金の無駄」になりかねません。
短期間でTOEIC高得点を目指している人などにとって、悪い教材を選ぶ事はまさに致命的。
そのような失敗を避けるために、ダメな教材、疑わしい教材の特徴をお伝えします。
Contents
本番形式と違う
TOEICの本は、全て本番に忠実だと思っている方もいることでしょう。
しかし、細部まで見ていくと実際はそうでない点も多々あります。
例えば、リスニングの写真描写問題。
TOEICでは、人のバックに写る看板などに文字を入れてはいけないという暗黙のルールがあります。
しかし、一部のTOEIC対策の本には、普通にデカデカと写真描写問題に文字が写っていることがあります。
「写真描写問題にデカデカと文字がある教材は怪しい」
そう覚えておきましょう。
その他、TOEICではネガティブな内容は極力出てこないようになっています。
具体的にいうと、犯罪や事件など。
そのような問題が、長文などで見られる教材も控えておいた方が良いでしょう。
著者に関しても注意点があります。
TOEIC人気本の著者は、毎回TOEIC試験を受けている人がほとんどです(中には連続満点記録を更新する著者も)。
しかし、中には数年に1回くらいしかTOEICを受けてない著者も見られます。
そのような著者が、TOEIC新形式について語っても、毎回試験を受けている人に比べたら説得力はないです。
本を選ぶ際は、著者のプロフィールも必ず確認するようにしましょう。
二番煎じは疑え
ヒット作となった英語教材の中には、目を引くタイトルが多いものです。
例えば、「○ヶ月で英語がペラペラ」「○をするだけで大丈夫」のような感じで。
本当にその通りの効果があるかどうかはさておき、ある程度の評価がある作品は良い教材である可能性が高いです。
問題はここから。
本屋さんに行くとわかると思うのですが、ヒット作のタイトルを真似した本が実に多いのです。
今回は、このような教材のことを「二番煎じ」と呼びせてもらいます。
英語教材を探す際は、タイトルに目が行きがちですが、内容もしっかりと吟味して選ぶようにしましょう(特に二番煎じの場合)。
名ばかりで、中身が伴ってない本もあります。
レビューには気をつけろ
実際に本の中身を何度も見て、自分に合っているか確かめて購入するのが一番良い本の見つけ方だと思います。
しかし、地方にお住いの方や、近くに本屋がない方は毎回そうすることができません。
そこで利用することになるのが、ネットショッピング。
今やネットショッピングでは、たくさんの本が売られています(人気本はほぼ全て網羅しているでしょう)。
ネットショッピングをする際に参考にするのがレビュー。
特に日本人はレビューを特に気にする国民性だとも言われています。
そして、このレビューにも実は注意すべきことがたくさんあるのです。
例えば、下記のような3つのパターン。
レビュアーの名がAmazonカスタマー
本をネットで買う際、Amazonを利用する人は多いのではないでしょうか?
Amazonでレビューを見る際、注意すべき点があります。
それは、レビュアーの名前が「Amazonカスタマー」になっている時。
「Amazonカスタマー」と表示される投稿者は、アカウント未登録であることを意味しています。
つまり、正確な意見がどうか分からないのです。
レビューは商品を買う際に大きな判断要素ですが、そのまま鵜呑みにしないようにしましょう。
レビュー登録日=発売日
レビュー登録日が、本の発売日(もしくは数日内)である時も注意しましょう。
例えば、600ページと分厚い本のレビューが、発売当日に10件もあったら不自然です。
本当に本の内容を見てレビューを書いているのか疑問です。
そのレビューが全て最高のレビューであった場合、想像したくないですが、著者や出版関係者の可能性などもあります。
上記の理由から、新しい本のレビューを見るときは、登録日もチェックするようにしましょう。
著者への嫉妬
ここからは、かなりイレギュラーなパターンの紹介。
悪いレビューを書く人の中には、その著者への嫉妬からあえて悪いことを書く人もいるようです(ごく稀だと思いますが・・・)。
あまりにも不自然に悪い内容が書いてあるレビューは、その可能性もあるので全体のレビューを見て判断するようにしましょう。
関連記事
オススメのTOEIC教材を項目ごとにまとめて見ました。
よろしければご活用ください。